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恐らく全員が全員、受け止め方はちがうでしょう、それでも共通して思っていることは、「『将来どうするの？』って言われたけど、今、何とかなってるよね」ということではないでしょうか。
彼・彼女たちがこう割り切って、しかも笑って話せるようになるとは、当時の彼・彼女たちは思っていなかったのではないかな、と思います。
親として子どもの将来を案ずる気もちは、子どもも痛いほどよくわかっています。
自分が期待されているんだってことだって、わかっています。
でも、どうしても学校に行くことができないんです。
恐らく多くの子どもは、不登校になりたてのころは、自分でも学校に行かないことを不安に感じています。
親だって不安だし、同じように子どもだって不安なんです。
学校に行かなきゃってわかってる。でも、どうしても行けないんだよ。自分だってこのままどうなっちゃうのか、不安なんだよ・・・
子どもが不安に思っていることに、気づいてあげてください。
でも、学校にはどうしても行かせないと・・・、と思って、子どもを急かすことは、絶対にしないでください。
親やみんなが期待している。でも、それに答えられない自分は、ダメなんだよね・・・。
子どもの気もちが自分を否定する気もちで満たされたときにとるであろう行動は、何でしょうか。
学校に行く・行かないよりも、もっと大切なことがあるはずです。
