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Q5.学校に行かなくなったら、昼夜逆転の生活、ゲームにインターネット、マンガ・・・。 いつまでこんな調子が続くのかな、と思うと、不安で仕方ないです。 |
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どんなところ? | |||
親御さん、大人の方向けのページ | A. | ||
入会のご案内 | 何か行動するのには理由がある。そう考えたら、昼夜逆転することも、ゲームやマンガばかりなのも、わかっていただけるかな、と思いたいです。 確かに、生活のリズムが崩れること、勉強もせずにそれ以外のことばかりに没頭することに対して不安になられるのは、わかります。ただ、そうせざるを得ない理由があるとしたら? 例えば朝、他のきょうだいたちが学校や幼稚園・保育園などに出かけていく姿を見て、学校に行けなくなったばかりの子どもは、どう感じるでしょうか? 昼間家に自分以外の誰かがいることで、その誰かからどう見られているんだろう、と思ったときには、どんな気もちになるでしょうか? また、趣味や何かに没頭しているときは、大人でも、周りのできごとに気づかないことがありますよね? 昼夜逆転することにも、ゲームやインターネットやマンガに夢中になるのも、それなりの理由があるんです。 けど、傍から見ていると、○○ばかりして、いい加減にしなさい! なんて思われてしまう。・・・では、こんな理由があるかもしれない、って、考えてみてください。 昼夜逆転やゲームなどには、「周囲の雑音を少しでも減らしたり、それに没頭したりすることで、自分を否定する気もちを忘れることができたから」といった理由が、よく聞かれます。 そればかりしていていいわけがないけど、でもそうすることで忘れることができるから、している。そんな理由に気づいたら、少しは見方が変わるのでは、と思うのですが、どうでしょうか。 もし、それでも、どうしてもゲームばかりしていたりするのが許せないときは、「自分の言葉で」そのことを伝えるのも、ひとつの方法としてはありかなぁ、と思います。 うまく伝えられるかはわかりませんが、たとえば、 「ゲームばかりして! いい加減にしなさい!」 「あまりゲームばかりしているの見ていると、何だかイライラしてしまうんだけど」 「朝早く起きないと、健康によくないでしょ」 「朝早く起きないと、健康によくないんじゃないかって思う」 それぞれの前者のように相手の行動を責めたりするのではなく、後者のように自分がどんな気もちでいるか、自分がどう思っているか・・・、「自分としてはどうなのか」という形で伝えてみるのも、ひとつかもしれません。私の印象として、それぞれ前者の文だと、重い鉄の扉をピシャリと閉められたような、言い分は一切受けつけませんというような、そんな印象があるけれど、後者の文だったら、行動をとがめられながらも、まだ扉を閉められてはいない、言い分を聞いてくれるかもしれない、という印象を受けます。 何も理由を言ってくれなかったのが、こうすることで、新しく理由を知れる。こんな考え方もあるんだ、なんて気づける。そんな展開になるかもしれませんね。 ちなみに、マンガなどから漢字を学んだり、テレビゲームから地理を覚えたりすることがあります。カードゲームで対戦していて、点数計算をしているうちに計算が早くなった、なんて例も耳にします。絵を描くのが好きな子にとって、何よりの教科書はマンガでしょう。 そして不思議なことに、あれだけ続いていた(集中していた)のに、次の日になったらパタッとやらなくなっていた、ということもあるみたいです。昼夜逆転しているのに、次の日に楽しみな約束があると、しっかり朝から起きれるのは、自分にとってそれがよほど有益であったり、楽しみだと感じられるからのことだと思われます。 あれだけ集中していたゲームをやらなくなった・・・。それはもしかすると、自分の気もちを紛らわすものを他に見つけた、という合図かもしれませんね。 ○○ばかり、が転じて仕事になっていた、なんてことも、もしかしたらあるのかも?(私の知り合いには、趣味が転じて・・・、という人がいたりします) |
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