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近所にフリースクールがあるみたい。学校に行かないならせめてフリースクールぐらい
通ってほしい！
学校に行かないなら、せめてフリースクールに通わせなきゃ・・・、なんて必要、実はないと思ってます。
お子さんにとってどこがいちばん居心地がいいのか・・・。たとえば友達同士わいわいとできるのが楽しいから、フリースクール。教室には入れないけど、カウンセラーの人とは気があうから、そのカウンセラーの人が来る日は、学校のカウンセリングルーム。家にいるのがいちばん安心だから、おうち。
せめてフリースクールぐらい行ってよ！ って思われてると知ると（言われると）、子ども自身、追い詰められちゃう気がします。
お子さんご本人が、どこに（誰と）いるのが好きか、安心できるか、それが重要だと考えます。
それがおうちでも、いいじゃないですか！ むしろ私なら、家にいてくれる・・・、目が届く・・・、自分としても安心、と思ってしまいそうなところです・・・。
と、冗談はさておき。実際、家にいるからこそ、学校からはなかなか行けないようないろんなところに行ったり、見学したり、興味をもったことに対してエネルギーを注げたり・・・。こういった学び方を、ホーム･エデュケーション、あるいはホーム･ベースド･エデュケーション、ホーム･スクーリングって言うそうです。
勉強なら親が教えたらいいじゃないか、と言われそうだけど、お恥ずかしい話、昔習った
ことなんてとっくに忘れてて教える自信はないし・・・。
人だって限定的になりますよね？ 社会性が育たないんじゃないかと・・・
なにがきっかけになるかだなんて、本人でもわからなかったりしますよね(^^
人との交わりの狭さを心配される気持ちもわかりますが・・・、そこは、ちょっと発想の転換。ご自身でも、「友達と会うのさえも面倒くさい・・・」なんて思うこと、ありますよね。今日は疲れてるんだから・・・、とか。
こんな自分のことと照らしあわせて考えてみたら、いまお子さんは、人との接点を最小限にしてロスするエネルギーを縮小してるんだ、って考えてみたら、ちょっと見方が変わるのかも・・・。
ある精神科医の方は、こう言っていたことがあります。「引きこもっているのであれば、いまのその子にとってそれが社会性」と。
とは言ってみたものの、人との交わりを遮断しすぎてしまうのは、私個人の考えを言うと、ちょっと不安になってしまいます。
子どもさんだけでなく、親御さんが人付き合いを遮断してしまうこともあります。
「不登校なのは、どうせうちだけでしょ？」
「フリースクールさえも行かないのは、うちの子だけよね」
なんていう具合に。
いまの世の中って便利ですよね。昔とちがって、インターネットなんていうものがあります。
このホームページをご覧になれている、ということは、インターネットの環境は整っている、ということだから・・・。こんな活動をされている団体もあります。
ホームシューレ
http://www.homeshure.jp/
（義務教育の「義務」について、弁護士さんのコメントがされているページもあります）
また、いまだったらメーリングリストやtwitterなんていう便利なものもありますしね。こういったネットワークやメーリングリストなどで発信される情報を見て、「ああ、うちだけじゃなかったのね」って、つながっていることで安心できる、と聞いたこともあります（参加した皆さん全員が安心できる、とは限りません。このあたりのご利用は、個人の責任で・・・）。
親御さんだけでも、こうしたつながりを保てていると、だいぶちがう気がします。