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Q6.そもそも、なぜ学校に行けない、なんていうことが起こるのでしょう? ただの甘えとどうちがうんですか? |
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どんなところ? | |||
親御さん、大人の方向けのページ | A. | ||
入会のご案内 | それは・・・、一概には言えませんが、直接的にしろ間接的にしろ「学校に関する何か」が原因だからです。もちろん、これ以外の理由が考えられる場合もあるし、原因そのものも1つだけではなくいくつも、また、そのときそのときでコロコロ変わったり、いろいろであることを、まずは知っておいてください。 学校に関する何か・・・、たとえば、いじめの被害にあった、その現場を見た、教師に言い分を聞いてもらえなかった、強く叱責されたり、その現場を見て怖くなった、全員が同じ方向を向いて同じことをし、少しでもできないと否定されるのがなんだかおかしいと感じた、成績でいい子・悪い子の判断をされたりした、などなど、様々です。ある子にとっては平気なことでも、他のある子にとっては苦痛だった、なんてこともよくあります。 そんな、”自分にとってイヤだ”と思ったもの、それを耐えてみようと思うのだけど、もう耐えるに耐えられない、という状況になったとき、人間でも動物でも、そのものから”避難する”という行動をとります。 それが、いわゆる”不登校”です。 |
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・・・じゃあ、耐えきれなくなったのはわかるけど、もう少しガマンさせなきゃ。 大きくなったら、もっと大変だもん。ガマンしてガマンして、それでもやっていくって ことを教えないと。やっぱり、ただの甘えとしか思えないなぁ・・・ |
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A. | |||
ちょっと待った。上記の”避難する”の時点で、子どもはもう、めいっぱいガマンしてるんです。それでもまだ、ガマンすることを強いるんですか? そうされたときの子どもの気もち・・・、考えてみてください。人に心配・迷惑をかけているって子どもだってわかっているけど、それでも、もうガマンするのはムリなんです。(この続きは、Q1.の後半につながります) 心が弱いから鍛えればいいとか、それも言語道断です。心の強弱関係なしに、不登校は誰にでも、いつでもあることです。”学校を休みたいと思うほどつらい”と理解していく必要があるかな、と思います。 念のため。私自身は、学校を批判したいわけではありません。”学校に行くな”とは思ってはいなくて、”行きたければ学校に行くのもOKだし、行きたくないのならそれもOK"と思っています。 本音を言うなら、”学校だけが進路ではない、幅広い学びの場があって、それを選択できる社会。学校に行っても行かなくても、損や不利益を被ることのない社会”が大きな理想・・・、です。 |
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