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原則第2土曜、午後1時から
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子どもの居場所(1)



子どもの居場所(2)



周囲の環境



とは言え、ムリなものはムリ!



ラヴニールの親の会


■ 「子どもの居場所」(1) ■

 フリースクール「ラヴニール」は、とにかくざっくり言うと、「学校に行けない・行かない子どもが学校の代わりに利用する居場所」です。
 その居場所では、自分がしたいことをしたり、勉強したり、企画に参加したり、人と関わってみたり、静かに過ごしたり etc. そうして過ごすうちに安心を得ていきます。安心を得ると、次の欲求を満たしたいという気持ちが芽生えてきます。

 「マズローの五段階欲求」という、人間の欲求を5段階で現したものがあります。あちこちで使われるものなので、目にしたことあるよ〜、という方もいらっしゃると思います。

 下から順に満たされてくると次の欲求が芽生え、さらに次が満たされてくると・・・、というのがわかりやすく図解されたものです。

●「安全の欲求」と「社会的欲求」●

 「周りの多くは学校に行っているのに、どうして自分は行きたくないと思うんだろう」

と不安になったり、学校に行こうとしてもどうしても体が動かなくて

「みんなが行って当たり前なんだから、学校に行きなさい」

と言われて傷つく(←以前に比べてだいぶ少なくなったようには感じますが)。こういった状況は、「心の安全」を満たしていないと言えます。

 まず、ひとりひとりが安全だと感じられる場所で安全の欲求を満たしながら、次の社会的欲求も少しずつ満たしていく。社会的欲求は「どこか団体や組織に所属して人とつながりたい」という欲求です。
 もし学校に行っているのならばこの欲求は学校という場で満たすことができるのかもしれませんが、学校がその人にとって「安全でない」なら、それ以外の社会的欲求を満たすことができる場が必要になります。

「子どもの居場所」(2)